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2005年08月23日

THE WINDS OF GOD

俳優・今井雅之さんの代表的な舞台「THE WINDS OF GOD」を観てきました。現代に生きる2人の漫才師が、終戦直前の日本にタイムスリップして特攻隊員になるというストーリーです。

1988年の初演以来、アメリカやイギリスでも絶賛されたこの作品を通じて、今井さんは一貫して反戦のメッセージを伝えつづけてきました。「国のために」命を捨てることが当たり前だった戦禍の日本で、将来の夢も、愛する人も、大切な家族も、すべてを捨てなければならなかった若き特攻隊員たちの無念に涙が止まりませんでした。この舞台、実は2001年9月9日の沖縄公演が最終公演となる予定だったとか。しかしその2日後に起きたアメリカ同時多発テロ。WTCビルに航空機が突っ込んだあの光景を、アメリカのメディアが「KAMIKAZE ATTACK」と報じたことに激しい憤りを感じた今井さんは、この舞台の再演と映画化を心に決めたそうです。戦後60年の今年、舞台の再演とともに映画も製作されました。映画版は前編英語。世界へ向けた今井さんのメッセージに、より多くの人が耳を傾けることを祈ります。