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2010年12月02日

☆ 「はやぶさ」 九州初公開 ☆

1時間並んで、

実際に見た時間は2分あったでしょうか・・・。

それでも「感動」でした。


武雄市の佐賀県立宇宙科学館に

小惑星探査機「はやぶさ」の

カプセルやパラシュートの実物を見てきました。


7年前に打ち上げられた「はやぶさ」は、

多くの故障やトラブルを乗り越えながら、小惑星「イトカワ」の微粒子を採取。

60億キロという長旅を終えて、地球(オーストラリア)に帰ってきました。

今年の数少ない明るいニュースでした。


午前9時過ぎに到着するも、すでに数百人の長蛇の列。

関心の高さに加え、九州初の公開はわずか4日間。しかも入場無料ですからね・・・。


「止まらないで、進んでくださーい」と言う展示室の係員の声は、

かつて「パンダ」や「モナリザ」が日本にやって来た時、テレビで見たような盛り上がりです。


カプセルやパラシュートの置かれている部屋に入ると・・・

ありました!

透明なケースに収められたカプセルが・・・。


思っていた以上に小さい(直径40センチ、重さ17キロとか)。

金色で覆われた部分は地球帰還の際の熱の影響か、

いくぶんはげ落ちていましたが、

とても60億キロを旅してきたとは思えないほど、美しく感じました。


地球1周4万キロですから

150000・・・地球15万周!

4つのエンジンのうち3つが壊れ、7年という歳月と回り道を重ねながらミッションを

成功させて帰還した「はやぶさ」。


幾多の困難を乗り越えた小さなカプセルに体が熱くなり、会場からも

「スゴイね〜」「よく帰ってきたね」「感動!」という声があがっていました。

2010年06月29日

☆ 「イトカワ(糸川)」と「はやぶさ(隼)」の縁 ☆

小惑星探査機「はやぶさ」は2003年5月に打ち上げられました。

打ち上げグループが「はやぶさ」と名付けた理由は、
鳥の隼(はやぶさ)が急降下して獲物を奪うように、
この探査機はわずか1秒間で着陸し、小惑星の砂を採取して
再び飛び立つ計画からでした。
他の候補もあったそうですが、
投票の結果、「はやぶさ」となったそうです。

面白いのは、この「はやぶさ」が打ち上げられた時に
目標の小惑星にはまだ名前がありませんでした。
「1998SF36」という仮符号が、国際天文学連合(IAU)に
登録されていたのです。

目標となった小惑星「1998F36」は、
アメリカの研究グループLINEARが発見し
国際的なルールに基づき、命名を提案する権利を持っていました。

そこで日本側から日本ロケット開発の父、糸川英夫博士にちなみ
「イトカワ」と命名してもらうようLINEARに依頼したのです。
依頼を受けたLINEARは、天文学連合(IAU)に命名案「Itokawa(イトカワ)」を提案し、
了承されたのが、打ち上げから5ヶ月後の2003年8月でした。
命名に関し、金銭の授受は禁止されているので、
LINEAR側の好意で提案されたのは、有り難いことですね。

糸川英夫博士は、鉛筆サイズのペンシルロケットを考案。
のちに、日本初の人工衛星「おおすみ」の打ち上げに成功しました。。
日本の小惑星探査機が向かうに相応しい名前と判断されたのでしょう。

実は、糸川博士は戦前、航空機の設計に携わっていて、
戦闘機「隼(はやぶさ)」を設計したことでも知られています。

つまり、戦前は科学者「糸川」博士が戦闘機「隼」を設計、
21世紀には探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」に向かい地球に帰還したのです。

余談ですが、私は実際に糸川博士のお話を聞いたことがあります。
高校卒業し浪人中、予備校で糸川博士の講演会が催されたのです。

ロケット工学のお話よりも、多趣味で、チェロの演奏や
60歳過ぎて始められたクラシックバレエの話を夢中でされ
ポーズを決めながら足腰の柔らかさを実際に披露されたことが
印象に残っています。

糸川博士の遺志を受け継ぎ、「はやぶさ」のカプセルを地球に帰還させた
JAXAの方々は、それこそ糸川博士のベストセラー著書のように
「逆転の発想」の連続だったことでしょう。


注目のカプセルの中については8月に正式な結論が出る見込みです。

2010年06月14日

☆おかえり!「はやぶさ」☆

世界中が注目する日本の小惑星探査機「はやぶさ」が6月13日夜
7年ぶりに帰還しました。

「はやぶさ」は2003年5月に打ち上げられ、小惑星「イトカワ」に着陸。
世界で初めて小惑星の物質を直接採取し、4年で帰還する予定でした。

しかし、燃料漏れやイオンエンジン4基のうち3基が故障するなど数多くのトラブルに見舞われ、
4年の予定は7年に。距離は当初の6億キロから10倍の60億キロになりました。

60億キロとは、地球から月までの平均距離38万キロの約1万6000倍。途方もない距離です。
日本の技術力を世界にアピールする快挙です。

はやぶさ本体は大気圏突入で燃え尽きましたが、途中で切り離されカプセルは
着地し、上空のヘリコプターから確認されオーストラリアに予定通り帰還しました。
建つ
オーストラリア政府の全面協力を得て、着陸予定地域は13万平方キロメートルが指定されました。
日本が37万平方キロメートルですから、日本の約3分の1が、関係者以外許可無く立ち入りが制限されたそうです。
国土の広いオーストラリアぐらいしか対応できないですし、日本は、そこに見事にコントロールする素晴らしさがありますね。

カプセルの中には砂が入っていることが期待されていますが、
カプセルの中は空っぽという事態も予想されています。

実は、「イトカワ」に着陸した際に鉄球を発射して、その際舞い上がった砂がカプセルに入る予定でしたが
鉄球の発射は失敗したと伝えられているからです。ただ、研究者はあきらめていません。

「はやぶさ」本体が「イトカワ」に着陸した際に立った砂ほこりが、カプセルの中に入っている可能性を信じているからです。
そして砂粒ひとつでも、46億年という太陽系誕生の謎を解き明かす貴重な研究物質になるそうです。

そのため、カプセルは厳重に封をされたまま、チャーター機で日本に帰ってきます。
日本でカプセルが開封されるのは、6月下旬と見られています。

今回のミッションに携わった日本の人々は、そろばんの珠のような形をした直径40センチ、
重さ17キロのカプセルの到着を待っています。

2010年04月28日

☆プラネタリウムの星空とともに・・・☆

お知らせです。

5月1日(土)12:40〜から久留米市の福岡県青少年科学館で

開館20周年の記念講演を担当させていただくことになりました。


「プラネタリウムを使いながら出会いの面白さ・大切さを話してください」という

リクエストをいただき、私自身初めての機会に恵まれて、とても楽しみにしています。


このブログをご覧になって、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、

星好きで、高校時代は天文部でした。


昨年レーシック手術で視力が回復したこともあって、

夢だったアメリカで星空ひとり旅を実行しました。

☆プラネタリウムの星空とともに・・・☆

レンタカーを運転し、ひたすら広大な国立公園で

満天の星を見るのが目的ですが、


星以上に思わぬ出会いや意外なハプニングが満載で、

一生忘れることができない経験をすることができました。


ゴールデンウィーク中ですが、よろしければご参加ください。

入場無料です。


「福岡県青少年科学館 開館20周年の記念講演」の詳しい情報はこちらから

2009年10月19日

☆小惑星「古賀ゆきひと」誕生☆

ご報告です。
国際天文連合(IAU)から今月、回報が出され
小惑星「Kogayukihito」が誕生しました。

この小惑星は火星と木星の間を回る周期4年あまりの天体です。

☆小惑星「古賀ゆきひと」誕生☆

大きさは、直径約12kmと推定され、
最近発見されている数百メートルクラスの小惑星と比較して
大きな部類だそうです。

また、この名前は、夜空に輝く七夕で有名なこと座の“ベガ”や
わし座の“アルタイル”、などと同様に
世界共通の星の“学術名”として登録され使用されます。

現在、小惑星「Kogayukihito」は、
しし座の1等星“レグルス”の近くに位置していますが、
明るさは19等星で肉眼では見ることはできません。

さてこの小惑星は、私が見つけた訳ではありません。
名前を付けていただいたのです。

小惑星は発見者に命名する権利があります。

シンプルに言えば・・・
小惑星発見者→国際天文連合に命名案を申請→審査、了承され公表
という流れです。

ただし、ルールはかなり厳格で、
発見者自身の名前や企業名・ペット・キャラクター・政治家の名前などは、原則禁止です。

お金で買うことも売ることも出来ません。
命名権の売買も禁止です。

私の場合、
初代福岡天文協会会長の山田義弘氏から、命名の提案があり、
長年、取材でお世話になった福岡教育大学名誉教授の平井正則氏を通じ、
発見者の渡辺和郎氏(札幌市在住)が国際天文学連合に命名申請を行って
今月公表されました。

☆小惑星「古賀ゆきひと」誕生☆

私の天文とのかかわりは、
小学校時代に接近した70年のベネット彗星を見逃したのが悔しくて、
「いつかは大彗星を見たい!」と思い高校時代天文部に所属。
76年のウエスト彗星に感動しました。

テレビ局に入っても、天文関連の企画を立て、取材リポート。

主なものは以下の通りです。
86年ハレー彗星。(ニュース)
87年沖縄金環食。(ズームイン!!朝!)
91年メキシコ皆既日食。(ズームイン!!朝!)
96年百武彗星。(ニュース)
97年へール・ボップ彗星。(ニュース)
01年木星食。しし座流星群大出現(めんたいワイド&ニュース)
02年土星食(ニュース)
07年ホームズ彗星大バースト(ニュース)
08年月・木星・金星大接近(ニュース)

そんな私の星好きを知っている「めんたいワイド」のスタッフが
今年の誕生日にプレゼントしてくれたのも
太陽系立体モデルや宇宙食、無重力でも使えるペンなど天文一色でした。

これまで快く私の企画や取材を後押ししていただいた皆様に、
この場を借りて御礼申し上げます。
今年2009年は世界天文年。本当に有り難いです。

☆小惑星「古賀ゆきひと」誕生☆

2009年06月30日

☆彡本番さながら・・・☆彡

今世紀最大級の皆既日食へ向けて、
福岡からもツアーが組まれています。

世紀の一瞬を撮り逃すまいと、
ツアー客を対象にした撮影リハーサルが、
先日、旅行会社の一室で行われました。

参加者は、実際に撮影機材を持ち込んで、
コンピューターグラフィックスで作られた日食の動画に合わせて
皆既になる直前直後に、タイミング良くフィルターを取り外したり、
シャッターを切っていきます。

☆彡本番さながら・・・☆彡
☆彡本番さながら・・・☆彡

私は、友人との久しぶりの再会という別の目的でしたが、
本番さながらのリハーサルの雰囲気に
1987年の沖縄での金環食や
1991年のメキシコ皆既日食を取材した時の感動が蘇ってきました。

このツアーには、土星食やヘールボップ彗星など
過去の天文ネタに取材協力していただいた
福岡教育大学の平井正則名誉教授や
元県立青少年科学館の平田憲太郎先生らが参加、
上海郊外で観測予定です。
晴れるといいですね!

☆彡本番さながら・・・☆彡

なお、本番さながらのリハーサルと言えば
7月12日(日)に博多祇園山笠の追い山ならしが
行われます。

FBSでは今年も独占生中継で放送予定です。
私も昨年のVTRをチェック。
7月に入り、山笠取材へ動きます。
「山笠」に「日食」に、そしてもしかすると「総選挙」・・・。

本番目指す夏です。

2009年01月05日

世界天文年のハイライト・・・「皆既日食」

明けましておめでとうございます!

2009年が幕を開けましたね。

今年は、「世界天文年」です。
イタリアの天文学者、ガリレオ・ガリレイが
望遠鏡を使って天体観測をして
ちょうど400年という節目の年だからです。

ハイライトは、国内では46年ぶりに
皆既日食が見られることでしょうか。

女優の沢尻エリカさんは、昨年8月のアルタイ共和国での
皆既日食中に、プロポーズの言葉を受けたとか・・・。
憎い演出ですねえ。
ちなみに、沖縄では日食のことを「月と太陽の結婚式」と
言うそうです。ロマンティックですなあ。

単純な私は、今年の皆既日食で多くのカップルが誕生するのでは?
と思い込んでいます。

今年の皆既日食は、7月22日。
日本では、トカラ列島、屋久島、奄美などの一部で見られます。
また、中国の上海も、福岡から飛行機で90分というアクセスを
考えると便利ですね。

私は、幼い頃から星好きで、高校時代は天文部。
この年末年始も、マイ天体望遠鏡で、水星・金星・木星・月を
自宅のベランダから観測しました。

1991年には、企画書を書いて皆既日食を見に、
仕事でメキシコに行った経験もあります。
真っ黒い太陽は、想像を何倍も超える感動でした。
昼間なのに、ネオンが灯り、星が見え、薄暗くなるんですから・・・。
人生感が変わりますよ!

折りしも環境・エコブーム。
古くは、皆既日食は不吉と恐れられた時代がありましたが、
沖縄の方々のように、
神秘的な黒い太陽を前向きにとらえ、
厳しい時代を乗り切りたいものです。

2007年10月26日

☆彡一生に一度☆彡

☆彡一生に一度☆彡天文学者が「一生に一度あるかないか」と表現する
大きなニュースが飛び込んで来ました!

17等級と肉眼や小望遠鏡では、全く見ることができなかった
ホームズ彗星が、この2日間で40万倍の明るさになり、
肉眼でも見えるようになりました。

昨日の「めんたいワイド」では、パターン使って、ペルセウス座にある
彗星の位置をお伝えしました。

40万倍の増光というと、北極星(2等級)が
満月(マイナス13等級)の明るさになったことになります。

私は約30年、アマチュアの立場で、さまざまな彗星を見てきましたが、
こんな急激な増光は初めてです。

急激な増光は、さらに明るくなる可能性もある一方で、暗くなる場合も
あります。

「今はどんな明るさだろう」ワクワクドキドキしながら
帰宅途中、北東の空が抜けている海岸に寄り道しました。

23年使っている双眼鏡(7倍口径50ミリ)で捜索開始。
しかし、月齢14の月明かりと雲にさえぎられ、星座の形でさえよく
わかりません。

20分ぐらいたって、雲間から、ほんの10秒から20秒程度でしたが
明らかに恒星とは違う円盤状の天体が視野に入ってきました。

まるで望遠鏡で見る木星のような面積帯です。
前日の観測者によれば、「黄色」といわれていましたが、
私には「白色」に見えました。
しかもその円形の縁は美しい「青色」に見えました。
レンズの色収差や大気によるものでは無いと思います。

とても美しい円盤状の天体で、これまでの肉眼彗星には
経験していない、しっかりとしたイメージです。
最初はボーとした綿状の天体を考えていましたので
その明るさに少々ビックリしましたが、
位置さえわかれば、とても見つけやすい彗星と思います。
ただ、初心者には恒星との区別がつかないでしょう。

明るさは、全光度で2等から1等台に入ったと考えても
いいぐらいです。他の観測者の報告と比べると、
前日より、さらに明るくなったようです。

尾は確認できませんでした。専門的にいえば、かつて同じ双眼鏡で
見たM27(あれい状星雲)より見かけをふた回りほど大きくして、
明るくした惑星状星雲のようでした。

なぜ太陽から遠ざかっているのに、増光したのでしょうか?
新星捜索で知られる北九州市の高尾明さんからは
「隕石でもぶつかったのでは?」とメールがきました。

名前がホームズだけに「ワトソン君!私が明るくなった理由をどう思う?」と
問いかけているようです。

今度は地球の天文学者が名探偵になって、この珍しい現象の原因を推理し、
科学的に謎を解き明かしてくれるでしょう。

2007年04月26日

☆ ついに見つかりました! ☆

太陽系外で、初めて地球型の惑星が見つかりました。その惑星はてんびん座の「グリーゼ581」という赤色矮星(せきしょくわいせい)を回っていて、地表の気温が0度〜40度といいますから、地球とそっくり!生命体が存在する可能性があります。今回の発見は、宇宙の謎を解き明かすだけではありません。遠い将来、地球の環境が悪化した場合、未来の「ノアの箱舟」で、人類が移住し、そこは「第2の地球」になるかもしれません。もし、そこに先住民がいれば、争いの種になるでしょうね。でも異星人が地球にやってこない限り大丈夫。その惑星までは20光年も離れていますから・・・。

2007年04月23日

☆ 「パソコン(マックノート)」の後、「愛を喜ぶ(ラブジョイ)」 ☆

変なタイトルですみません。実は・・・

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2007年04月13日

☆ 夢に向かって・・・ ☆

「うちの息子は、古賀と同じ様に星に興味があるんよ。で、お前の望遠鏡を貸してくれない?」と先輩に頼まれ、当時中学生の息子さんに望遠鏡を貸したのは、5年ほど前のことでした。その息子さんは、その後もさらに宇宙への興味が増し、やがて「宇宙飛行士になりたい!」という「夢」を持つようになりました。そして、この春、その「夢」を実現するための第一歩として、難関の東京大学を受験、見事合格しました。学内選考がありますが、3年の時に、航空宇宙工学科に進みたいそうです。ちょっぴりお手伝いができたようで、嬉しい合格の知らせでした。宇宙飛行士になるには、さらなる難関が待ち受けているでしょう。でも、そのひたむきさに、私も刺激を受けました。「古賀のおじさんも、まだまだ実現させたい夢があるけんねー!」

2007年04月03日

☆ 子供たちと星空観察A ☆

070403.jpg前回の答えです。B地球から土星までの距離は、地球から月までの距離の「約4000倍」です。見かけは月が圧倒的に大きく、肉眼で土星は、光の点でしか見えませんが、実際の土星は月より圧倒的に大きいのです。C土星の月(衛星)は46コ以上。おととし12コも発見されました。まだまだ新しい衛星が発見されていくでしょう。私が子供のころ読んだ図鑑には、土星の衛星は10コほどと載っていましたが増えましたね。さて、そろそろ話を終わろうとしていると、子供たちは「じゃあ、太陽の大きさは?」「太陽までの距離は?」「どうして月は太ったりやせたりするの?」「どうやって測ったの?」と質問攻め。「うーん。先生に聞いてみるか、自分で調べてみようねー」先生方すみません。そういえば、自分が幼い頃、もっと変な質問で大人を困らせていたような・・・。

2007年04月02日

☆ 子供たちと星空観察 ☆

070402.jpg福岡市博多区の小学校の校庭での星空観察会。星仲間とともにお世話役で参加しました。天空には、上弦を3日ほど過ぎた月。そのすぐそばには土星が輝き、4台の望遠鏡は、この日の2大スターに向けられました。土星は環を持つ姿が美しいなあ・・・。土星に環がなければ、天文について興味が湧かなかったかもしれません。それほどの魅力的な天体です。私は、実際に肉眼でも見える月と土星を見ながら、星空クイズで子供たちとやり取りしました。「問題@!地球1周は何キロ?」 「問題A!地球から月までの距離は、地球何周分?」 「問題B!じゃあ、地球と土星の距離は、地球と月の距離の何倍?」「問題C!地球の月は1コだけど、土星には何コの月がある?」答え@約4万キロ A9〜10周 BとCの答えは次回に・・・。

2007年01月14日

【マックノート彗星】

まるでパソコンのような名前がついた彗星ですが、これはオーストラリア住む発見者の名前からとったものです。それにしても一気に明るくなりました。肉眼でも見えたとういう報告もあり、「ニュースになるような映像が撮影できるかもしれない」とカメラも準備しました。まず、自宅のベランダから双眼鏡を使いますが、なかなか見つかりません。夕焼けの中探すこと20分。ようやく見つけました。太陽に近くで地平線ギリギリですので、天文経験の無い方は見つけるのはかなり難しいと感じ、撮影も諦めました。明るさはマイナス2〜3等で、尾も0.5度ほどでしたが、薄雲が邪魔して、飛行機雲のほうが格段に見やすかったです。暗くならないうちに、彗星は山の向こうに姿を消しました。気軽に見たい方は、太陽観測衛星SOHOのサイトがお勧めです。英語ですが、この彗星の姿を手軽にチェックできます。これからマックノート彗星は、南半球で比較的見やすい位置に移動します。「こんなに明るくなったよ!」と発見者のマックノートさんに、伝えるように・・・。その成長ぶりに発見者は、きっと目を見張ることでしょう。

2006年12月29日

【サンタのそり。次は月へのロマン】

061229.jpg夕焼けに立て続けに飛行機雲が3本。空も年末で慌しい様子です。南米チリでは、謎の光る物体が上空に現れ「サンタのそりか?」とちょっとした騒ぎになりました。その後の調査で、23日に日本から打ち上げられたロケットだったことがわかりました。日本の科学技術は、遠い南米でクリスマスのロマンを広げたのでした。ちなみに、このロケットを打ち上げた宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、月を周る衛星の打上げを予定、この衛星に載せて月へ送る「お名前」と「メッセージ」を募集しています。無料です。詳しくは、JAXAのホームページをご覧ください。アポロ計画以来最大の月探査計画は、あなたの思いを載せて、来年夏に月に向かう予定です。

2006年10月30日

【スワン彗星見ました!でも・・・】

前回ご紹介したスワン彗星(C/2006 M4)を見ました。目標の北西の方角には明るい星がなく、肉眼でうまく確認できません。星図から、上空のこと座のベガ(織り姫星)からほぼ真下にあることを知り、ベガから双眼鏡を少しづつ地平線の方に移動していきます。するとヘルクレス座の一部とととに、スワン彗星が視野に入ってきました。イメージは、暗い豆電球を綿でくるんだような感じで、普通の星の輝きとは違います。彗星のすぐ近くには、M13(球状星団)がありますが、そのM13より間違いなく明るく4等台後半と思います。でも双眼鏡でも尾を確認することはできませんでした。きっと天の川が見える星空で、少なくとも双眼鏡を使えば、尾まで見えるのではないでしょうか。できるだけ光害のない暗い夜空で観察することをお勧めします。なお、彗星は刻々移動しています。位置はネット検索で確認してくださいね。

2006年10月27日

【スワン彗星が肉眼でも見える!?】

「ハレー彗星」に代表される独特の尾っぽを持つ天体、「彗星(すいせい)」。マニアでない限り、特に都会の明かりの中では、なかなか見ることはできません。しかし今年6月下旬に発見された、「スワン彗星」は、ここ数日で突然、予想より明るくなりました。観測した人の話では、4等級で、暗い空なら肉眼でも見えるそうです。ここ数日の位置は、日が暮れて見える月の右の方角、北西の空の低い位置です。福岡だと、20時30分前後が見やすいでしょう。夜遅くなると、「スワン彗星」は地平線に沈んでしまいます。双眼鏡があれば、尾まで見えるかもしれません。私も機会があれば、チャレンジするつもりです。

2006年08月25日

【冥王星のない太陽系惑星は今・・・】

060825.jpg「水・金・地・火・・・・・天・海・冥」でおなじみの太陽系惑星から、「冥王星」が消えました。
日本時間の昨夜、国際天文学連合(IAU)が決定。

高校時代、天文部で、社会人となった今でもプライベートで彗星の全国会議にも参加したことがあるくらい、今でも宇宙への興味が絶えません。

マニアのバイブル「天文年鑑」(誠文堂新光社)を、毎年、欠かさず購入しています。この年鑑には、最新の情報が集約されています。

例えば、木星や土星の衛星の数です。私が幼い頃に読んだ「宇宙図鑑」にはそれぞれ10個前後記載されていたと記憶しています。
ところが現在、木星には62個!土星には47個!しかもその存在が疑問と思われている衛星もまだまだあるそうです。

今回の「冥王星が惑星でなくなった」背景も、太陽系に多くの惑星候補が発見され、太陽系を当初の9個から12個にするだけではすまなくなってきたからです。今回の出来事でますます宇宙への関心が高まればいいですね。私も、久しぶりに満天の星空を見たくなりました。

そうそう、まだ惑星を見たことがない方にニュースです。8月27日夜明け前、東の空に「金星」と「土星」が並んで肉眼で見えますよ。よければ早起きして見てください。明るい方が金星です。詳しくは国立天文台のホームページにアップされています。

この日私は「24時間テレビ」の真っ只中。応援も、引き続き、よろしくお願いします!


2005年08月22日

【太陽系第10惑星】

一部メディアによれば、アメリカ・カリフォルニア工科大学らのチームが冥王星より遠い宇宙空間に太陽系10番目の惑星を発見した。距離は太陽から冥王星までのの2倍で、冥王星より大きい可能性があるという。

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2004年04月29日

【ブラッドフィールド彗星を見ましたか?】

リニア彗星とニート彗星という2つの肉眼彗星が一度に見られるとマニアの間で話題となっていますが、その中に割り込む形で先月オーストラリアのブラッドフィールドさんが発見した彗星がここ数日長い尾を見せています。

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2003年09月10日

【火星大接近】

2003年8月27日に6万年ぶりに大接近した火星を1週間遅れで観ました。私の望遠鏡は口径23センチのシュミカセで友人が調整してくれたこともあってなかなかの見え味です。

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2003年05月05日

【小惑星命名記念パーティ】

<ラーメンプレイバックは一回お休みです>
4月25日に素敵なパーティに出席しました。小惑星に福岡在住の3人の方々の名前が付いたのを記念して、天文好きの仲間が集まったのです。

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2003年01月24日

【火星大接近】

天文マニアの立場で今年必見なのが、火星の大接近です。

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