一生忘れられない光景
映画「ALWAYS 三丁目の夕日’64」の試写会に行ってきました。
タイトルの一部「64」からもおわかりのとおり、
シリーズ3作目の舞台は1964年、昭和39年です。
私は5歳で当時の記憶はあまり残っていませんが、
作品には、私にとって一生忘れられない光景があります。
それは、この年開催された東京オリンピックで
自衛隊機が、快晴の空につくった飛行機雲の五輪です。
当時私は、幸運にも東京・小平市に住んでいました。
上空を見上げた時、巨大でまん丸な五つの輪に驚き、
あぜんとして、しばらくボーッと立ち尽くしていました。
「これから何が起こるのだろう」とオリンピックが何かもよくわからない年齢ですが、
不思議な期待感がありました。
作品の中で、その上空の五輪は、見事にCGで再現され、体全体がじーんと感動で震えます。
さらに、48年も前のことなのに、忘れていた当時の様々なことがよみがえってくるのです。
家族4人が住んでいた2DKの社宅アパート。
当時の浴槽は木製だったこと。
レコードは落としたら、お皿のようにパリンと割れたこと。
新幹線の滑るような乗り心地に感動したこと。
父親のたばこの銘柄は「いこい」だったこと。
母親手作りのチョッキがお気に入りだったこと。
たわいもないことばかりですが、この映画をご覧になれば
同じような思いをされる50代以上の方はいらっしゃると思います。
随所に笑いあり涙ありのシーンがあって、
今回も見終わって、温かい気持ちになれました。
ぜひ実際にご覧になってください。
1月21日(土)公開です。


古賀ゆきひと